AIへのスタンス

moftechがAIと向き合う7つの約束

moftechは、コワーキング合同会社が運営する猫用品ブランドです。私たちは今回のMV「一緒に暮らそう」制作にあたり、生成AIを本格的に活用したコンテンツ制作に踏み出しました。

その判断には、迷いがありました。今もあります。

AIの利用は、社会に様々な議論を呼んでいます。クリエイターの方々の懸念、学習データを巡る論点、品質や倫理の問題。私たちは小さな会社ですが、これらの議論から目を背けるつもりはありません。

だからこそ、私たちの立場をここに明文化しておきます。

1. 私たちは、AIを使う側に立つ会社です

正直に申し上げます。私たちはAIを活用しています。その上で、無条件に肯定する立場は取りません。AIは魔法でも悪でもなく、一つの道具です。私たちは、使うか使わないか、どう使うかを、その都度悩みながら判断しています。「使っている」という事実から逃げず、しかし考えることもやめない。それが私たちの立ち位置です。

2. クリエイターの方々への敬意を持ち続けます

イラストレーター、デザイナー、映像作家、音楽家。プロの手による作品の価値は、AIによって代替されるものではありません。私たちもこれまで、プロのクリエイターの方に作品をお願いし、その価値を実感してきました。一方で、小さな会社の予算では発注できる回数に限りがあります。AIの活用は、その制約の中で表現の幅を広げるための選択であり、プロの仕事を否定するものではありません。

3. 重要な判断については、その考え方を発信します

なぜAIを使ったのか、なぜこの表現を選んだのか、何に悩んだのか。すべての制作過程を記録できるわけではありませんが、節目となる判断については、その考え方と理由を、可能な範囲で言葉にして発信していきます。

4. ご指摘には、対話で応えます

技術的な粗、表現の不自然さ、配慮の足りなさ。専門家の方々、見てくださる方々からのご指摘を、私たちは真摯に受け止めます。改善すべき点は改善します。一方で、見解が異なる点については、私たちの考えをお伝えしながら、対話を続けます。ただ黙って受け入れるのではなく、応答する相手として、誠実に向き合うことが、ご指摘くださる方への礼儀だと考えています。

5. AIを使うこと自体を目的にしません

私たちの本業は、猫と暮らす人々に良い商品を届けることです。AIはあくまで、その目的を達成するための一つの手段です。手段が目的化しないよう、常に問い直します。

6. 動物福祉への配慮を続けます

商品広告のためにリアルな猫を繰り返し撮影することは、動物にストレスを与える可能性があります。私たちがアニメ風の表現を選んだ理由の一つは、ここにあります。猫を愛する会社として、表現手段の選択にも責任を持ちます。

7. 答えは、皆さんと一緒に探していきます

中小企業がAIをどう使うべきかについて、確固たる正解はまだありません。私たちの試行錯誤を共有し、皆さんとの対話の中で、より良い使い方を探していきたいと考えています。

コワーキング合同会社 代表 西田貴弘


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