AIパフォーマーとは何か。moftech5を作った理由と考え方

AIパフォーマーとは何か。moftech5を作った理由と考え方

AIパフォーマーとは何か。moftech5を作った理由と考え方

きっかけはYouTubeの1本の動画だった

AIパフォーマーというコンセプトを思いついたのは、YouTubeでAIアイドルのMVを見たときのことです。当時はまだAI動画生成の技術が発展途上で、曲の前半と後半でキャラクターの髪の長さが変わってしまうほど不安定な仕上がりでした。

それでも、画面の中でかわいいキャラクターが歌って踊っている姿を見て「これは十分に聞ける」と感じました。気づけばその動画をしばらくリピートし続けていました。

その体験が、moftech5というAIパフォーマーグループを作るきっかけになりました。

「IPではない」という気づきがAIパフォーマーという言葉を生んだ

moftech5のキャラクターを作り始めたとき、ひとつの問題に気づきました。AI生成のキャラクターには、従来のアニメキャラクターや二次元アイドルのような明確な著作権が発生しにくいという現実です。

通常、キャラクタービジネスの核心はIP(知的財産)です。キャラクターのデザイン・世界観・楽曲などに著作権が発生し、それを守ることでビジネスが成立します。しかしAIで生成したキャラクターはその前提が揺らぎます。

であれば、IPとは別の概念で捉える必要がある。そこで生まれた言葉が「AIパフォーマー」です。著作権で守られたIPとしてではなく、AIが生成・運営するパフォーマーとして位置づける。これがmoftech5の本質的なコンセプトです。

企業の広告活動における新しい選択肢

moftech5を作ったもうひとつの理由は、企業の広告活動における実務的な問題意識からです。

従来、企業が動画コンテンツを作る際には人間の出演者が必要でした。従業員に顔出しを依頼する場合、肖像権の問題が発生します。仮に顔を出さないとしても、その人物が会社に肖像権を提供し続けることへの心理的な負担は少なくありません。

AIパフォーマーならその心配が一切ありません。顔出しOK、24時間稼働可能、プライバシーの侵害なし。企業の広告活動を担うパフォーマーとして、AIは非常に合理的な選択です。

moftech5のコンセプト

moftech5は「シルバーバイン星からやってきた猫型宇宙人が、地球のmoftechという企業で働いている」という世界観を持つAIパフォーマーグループです。

Morib・Frost・Tellu・Coco・Harukaの5人が、猫と暮らす世界観を歌とダンスで表現します。ブランドの世界観を体現するキャラクターとして、商品紹介・ブランドの認知拡大・新しい層へのリーチを担う存在として活動しています。

ゼロから始めたAIパフォーマー制作

moftech5の制作は、NovelAIによるキャラクター画像生成から始まりました。HiggsfieldのSoul IDでキャラクターの動きを学習させ、Seedance2.0で動画を生成。Midjourneyで背景を作り、Adobe Premiere Proで編集する。このパイプラインを試行錯誤しながら確立しました。

大企業ではなく、小さな猫用品メーカーがAIを使ってなにができるか。その過程と気づきをこのBehind the AIで発信していきます。

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