猫の脱走を防ぐ玄関対策完全ガイド

猫の脱走を防ぐ玄関対策完全ガイド


室内飼いの猫にとって脱走は命に関わる危険があります。交通事故・野良猫との喧嘩・感染症・迷子など、一度外に出てしまうと取り返しのつかない事態になることがあります。特に玄関は人の出入りが多く、猫が脱走しやすい場所のひとつです。今回は猫の脱走を防ぐための玄関対策を詳しく解説します。

なぜ猫は脱走しようとするのか

猫が脱走しようとする理由を理解することで、より効果的な対策ができます。

好奇心・探索本能として、猫は新しい場所や外の世界に強い好奇心を持っています。いわゆるテリトリーを増やしたい気持ちですね。玄関ドアが開いた瞬間に外の匂いや音に引き寄せられて飛び出してしまうことがあります。

発情期として、去勢・避妊手術をしていない猫は発情期になると外に出たがる傾向が強まることもあるようです。特にオス猫はメス猫の匂いに引き寄せられて脱走リスクが高まります。

玄関での脱走が起きやすいシーン

猫の玄関脱走が起きやすいシーンは主に以下の3つです。

宅配便・来客時として、インターホンが鳴ってあわてて玄関に出る際に猫が一緒に飛び出してしまうことがあります。

帰宅時として、荷物を持ちながら玄関ドアを開ける際に足元から猫が飛び出すことがあります。

外出時として、出かける際にドアを開けた瞬間に猫が外に出てしまうことがあります。特に外の匂いが気になる季節は注意が必要です。

効果的な玄関の脱走防止対策

① 玄関に脱走防止柵・パーテーションを設置する 玄関と室内の間に猫が通れない柵やパーテーションを設置する方法が最も効果的です。市販のペット用脱走防止柵は突っ張り棒タイプのものが多く、賃貸住宅でも設置できます。猫がよじ登れない高さのものを選びましょう。玄関ドアと柵の両方が同時に開いている瞬間を作らないようにしてください。

② 玄関ドアを開ける前に猫の位置を確認する ドアを開ける前に必ず猫が玄関付近にいないことを確認する習慣をつけましょう。

③ 猫が玄関に入れないようにする 普段から玄関と室内の間のドアを閉めておく習慣をつけることで、そもそも猫が玄関に近づけない環境を作れます。賃貸の物件探しの際には、このドアの有無はポイントですね。

④ 首輪と迷子札をつける 万が一脱走してしまった場合に備えて、首輪に迷子札をつけておきましょう。名前・電話番号を記載しておくと保護された際に連絡してもらいやすくなります。首輪はまた別のリスクもあるので100%のおススメとはいかないのですが、例えば病院に行くときや、大きな荷物の搬入搬出があるときなどは一時的にハーネスと迷子札を付けるのも手です。

⑤ マイクロチップを装着する 2022年6月からショップ等で買った場合のペットへのマイクロチップ装着が義務化されました。マイクロチップがあれば迷子になっても身元確認がしやすくなります。かかりつけの動物病院に相談してみましょう。なお、マイクロチップの信号は数十センチ程度しか届きませんので、入れてもGPSとして使える訳ではありません。

⑥ GPSタグを装着する 病院に連れて行くときなど、リスクが高い時は忘れ物防止タグをハーネスに付けておくのも手です。最近は,Apple社のAirTagや、それに近い商品があり、近くにiPhoneを持っている人が居た場合、その場所を知ることが出来る仕組みがあります。弊社でも猫用に販売しようとしましたが、猫の権利の問題で猫用は叶わず、子供用として提案しています。

脱走してしまったときの対処法

万が一猫が脱走してしまった場合は以下の手順で対応してください。

まず近隣を素早く探しましょう。猫は脱走直後は近くに潜んでいることが多いです。特に植え込みの中・車の下・建物の隙間など暗くて狭い場所を重点的に探してください。

次に夕方・夜間に探しましょう。猫は夜行性のため、暗くなってから活動することが多いです。懐中電灯を持って静かに名前を呼びながら探すと見つかりやすいです。

近隣の動物病院・保健所・警察に連絡することも重要です。保護された場合に連絡してもらえるよう、猫の特徴・写真を持参して届け出ておきましょう。

SNS・地域の迷子猫掲示板に情報を投稿することで、地域の方から目撃情報が得られることがあります。

私は経験がないのですが、近所の地域猫に帰ってくるように伝言をお願いすると返ってくるという話を聞いたことも有ります。

まとめ

猫の脱走は一瞬の油断で起きます。玄関への脱走防止柵の設置と、ドアを開ける前に猫の位置を確認する習慣の2つを徹底することで、脱走リスクを大幅に下げることができます。万が一に備えてマイクロチップの装着と迷子札の準備もしておきましょう。愛猫を守るために、今日から玄関の安全対策を見直してみてください。

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