猫に有毒な観葉植物リスト完全版

猫に有毒な観葉植物リスト完全版

猫に有毒な観葉植物リスト完全版

おしゃれなインテリアとして人気の観葉植物ですが、猫にとって危険な植物が数多くあります。猫は植物をかじったり舐めたりする習性があるため、有毒な植物を室内に置くことは深刻な中毒事故につながるリスクがあります。今回は猫に有毒な観葉植物を詳しく解説します。

なぜ猫は植物をかじるのか

猫が植物をかじる理由は主に3つあります。

一つ目は食物繊維・栄養補給の本能です。野生の猫は草を食べて毛玉を排出したり、不足している栄養を補ったりする習性があります。室内飼いの猫もこの本能から植物をかじることがあります。

二つ目は好奇心・遊びです。植物の葉が風で揺れる様子が猫の狩猟本能を刺激します。じゃれているうちに噛んでしまうことがあります。

三つ目はストレス・退屈です。運動不足や刺激不足の猫は植物をかじることでストレスを発散することがあります。

絶対に室内に置いてはいけない植物

以下の植物は猫に対して特に毒性が強く、最悪の場合死に至ることがあります。

ユリ科の植物(最も危険) ユリ・チューリップ・スズラン・ヒヤシンスなどユリ科の植物は猫に対して非常に強い毒性があります。花粉・葉・茎・球根など全ての部位が有毒で、少量を舐めただけでも急性腎不全を引き起こす可能性があります。ユリ科の植物は猫がいる家には絶対に置かないでください。切り花をもらった場合も同様です。

ポトス 人気の観葉植物ポトスはシュウ酸カルシウムを含み、猫が食べると口腔内・喉・消化管に強い刺激を与えます。嘔吐・よだれ・口の腫れなどの症状が現れます。

モンステラ モンステラもシュウ酸カルシウムを含む植物です。猫が食べると口腔内に強い刺激・痛みが生じ、嘔吐・よだれ過多などの症状が現れます。

アイビー(ヘデラ) アイビーに含まれるサポニン・ポリアセチレン化合物は猫に対して毒性があります。嘔吐・下痢・腹痛・よだれなどの症状が現れます。

ディフェンバキア ディフェンバキアはシュウ酸カルシウムの結晶を含み、猫が噛むと口腔内に激しい痛みと腫れを引き起こします。喉が腫れると呼吸困難になる場合があります。

アロエ 健康植物として知られるアロエですが、猫には有毒です。アロインという成分が消化器系に影響を与え、嘔吐・下痢・食欲不振などの症状が現れます。

シクラメン シクラメンの球根に含まれるサポニンは猫に対して毒性があります。嘔吐・下痢・けいれんなどの症状が現れます。特に球根部分の毒性が強いです。

キョウチクトウ キョウチクトウは猫に対して非常に強い毒性を持ちます。心臓に影響を与える成分を含み、少量でも深刻な症状を引き起こす可能性があります。

ソテツ ソテツの種子・葉・根に含まれるサイカシンは強い毒性があります。嘔吐・下痢・肝不全・神経症状などを引き起こす可能性があります。

比較的注意が必要な植物

以下の植物も猫が食べると症状が出る可能性があります。完全に危険というわけではありませんが、猫が届く場所には置かない方が安全です。

パキラ・ゴムの木・フィカス・カランコエ・ジャスミン・クレマチス・アジサイなどが該当します。

猫がいる家でも飾れる比較的安全な植物

猫に対して毒性が低いとされる植物もあります。

エアプランツ(チランジア)・アレカヤシ・スパティフィラム(ただし完全に無害ではないので注意)・金のなる木などは比較的安全とされています。
また、猫が植物をかじる欲求を満たすために猫草を用意してあげるのも効果的です。猫草はエン麦・大麦・小麦などのイネ科の植物で、猫が食べても安全です。市販の猫草キットを使えば室内で簡単に育てられます。有毒植物をかじる代わりに猫草に興味を向けさせることで、事故のリスクを減らせます。

万が一植物を食べてしまったときの対処法

猫が有毒植物を食べてしまった場合は以下の手順で対応してください。

まず食べた植物の名前を確認します。次に症状を観察してください。無症状でも有毒植物を食べた可能性がある場合は、すぐにかかりつけの動物病院に連絡してください。その際、食べた植物の名前・量・時間を伝えると診察がスムーズです。植物の写真や実物を持参するとより正確な診断に役立ちます。無理に吐かせることは逆効果になる場合があるため、必ず獣医師の指示に従ってください。

まとめ

猫のいる家では観葉植物の選び方に細心の注意が必要です。特にユリ科の植物は少量でも命に関わるため絶対に置かないでください。すでに有毒植物を室内に置いている場合は、猫が届かない場所に移動させるか、思い切って処分することをお勧めします。愛猫の安全のために、植物選びを今一度見直してみてください。

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